みさかくんの日記

はてな市民の日常

このことは、実は我が国の文学史に大きな錯誤をもたらしました

このことは、実は我が国の文学史に大きな錯誤をもたらしました。

 

ヴァレリーのお墨付き」というものです。

 

ヴァレリーの論説を、ある対象に関する価値判断の試金石に使うことが流行しました。

 

しかし、本当は、ヴァレリーの論説を敷衍することの方が重要だったのです。

信徒にして知的過程の追究者

テイヤール・ド・シャルダンのことを想起します。

でも、彼の論述に依存しなくとも、最後の一枚のロジックまで崩すことができます。

信徒にして知的過程の追究者であることは、解明者であるとともに解体者でもあることができる資格を得ていることを意味します。

従って、同様の資格で、非「テイヤール・ド・シャルダン」であるとは如何なることか、という問いに対する回答が必要となります。