みさかくんの日記

はてな市民の日常

ファミーリエ・スピリトゥ

familiae spiritu ファミーリエ・スピリトゥ。

ロシアの合唱録音

部分的に、発音がききとれません。ということは、初見のものだと意味不明の箇所があります。

猫が食べる

ラム肉を食べました。しゅうまいも食べて、チーズもかじりました。 ほんとうは、からだに悪いのです。

好きなアイス

今週のお題「好きなアイス」 餡入りモナカアイスです。常備しています。

わたしとインターネット

はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」 情報を受け、こちらからも吐き出すための媒体です。約20のブログを用いて、いま、社会に還元しておかなくてはならないなにものか、の核心部分を描き続けています。

記憶に残っている、あの日

はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」 初めて雪をみた日。 雪玉をつくり、雪に砂糖をかけて食べました。

ゲンリヒ・ネイガウスのショパン即興曲

ショパン弾きであり、ショパンの解釈者であって、このひとがソビエトで教壇に立っていたことにより、上質の実例としての音を学生たちは聴く事ができました。 残された録音もゆたかな音色に満ちています。

小林さんの苦労

最近、戦時中に同級生の吉満義彦氏と会って、ドストエフスキーにおける宗教感覚に関して意見交換をしたらしい、との情報を得ました。 しかし、そのときにカトリックの教義一般に関する議論があったかどうかは不明なのです。 「矢張り一元論なのだろうね……」…

チェロの音の解析は

アンナー・ビルスマの2回にわたるバッハ無伴奏の聴き取りから始まりました。前世紀のことです。

ヤーノシュ・シュタルケルのバッハ無伴奏

いい音です。こたえられません。結局カザルス、シュタルケル、ロストロポーヴィチ、ビルスマ、グートマン、堤剛氏、藤原真理氏、長谷川陽子氏、といった聞きなれている音に回帰するのです。 なんだか、LP時代の音とCDの音が異なるようにも思います。

リヒテル、スヴェトラーノフ指揮ソヴィエト国立交響楽団によるショパン協奏曲第2番

この曲は、かつてフランソワのモノクロ演奏映像を視聴して、すっかり魅了されました。 ここでは、リヒテルが、強い打鍵で牽引します。もちろんリスト協奏曲の場合とは異なります。そして、美しいメロディーラインは、別途活かしています。この使い分けが凄い…

深夜に流れるレオニード・コーガンの音

数年前、フジコ・ヘミング氏との共演で指揮者としてパヴェル・コーガン氏が来日されましたが、氏の父上がレオニード・コーガンです。ソビエト当時の楽壇で、ピアノはエミール・ギレリス、ヴァイオリンはレオニード・コーガンがいわゆる国際派の立場を維持し…

フルトヴェングラーの思念

ウィーンフィル100年の記念講演で、「高次の意味における芸術的訓練は何であるか」と題を立てています。 このことは、バラバラに存在していたもろもろの音楽的課題を統一するチカラを持つように思います。 普段は、そのような「統合」などということは、わた…

マリオス・パパドプーロス

セザール・フランク集です。1991年メリディアン・レーベル。フーガの形式の持つ意味が感じられませんので、むしろ演奏の勢いは、奏者の任意の設定に依存するのでしょう。「前奏曲、コラールとフーガ」はおおむね思弁的で、ただフーガが派手になりました。急…

夜行列車の長旅、お疲れ様でした

正しい、日本語です。この言葉を聞くことがなくなってから久しいです。 終点に到着してホッとすることと、ああ、終わってしまうという心残りと、ともにあるところが、良いのでした。

ロザリン・テューレックによるメンデルスゾーン、シューベルト

無言歌集より、と楽興の時です。 穏当に、しかし内省にあたる推移が音楽の世界にあることを強調しています。もともとそれぞれの曲がそうであるのに、それを演奏家が説き直しています。

近代の超克

実践のモデルを一つ選ぶとしたら、だれが好適な例となりましょうか。 バンクシイでしょうね。むろんわが国の歴史にあっては、「近代」がそれぞれの分野でいかなるものであるのか、という現状把握が問題となります。文芸、音楽、宗教、哲学、歴史学、科学など…

棋戦譜

棋譜は、反転させることができます。しかし、これは本物の反転ではありません。このことは、楽譜にある音符を逆行するときにも同じことが言えます。時代は変わっていて、録音をさかさまにたどることが可能ですが、音の列は音符の順に楽譜通りに反転させても…

しかし、ただひとり気を吐いた人物がありました

「支那の元素は一なり、日本の元素は二なり。」(福澤諭吉著『文明論之概略』岩波文庫、p.36) さいわいであった、と述べたのです。あとは、丸山眞男氏の『「文明論之概略」を読む』(岩波新書)をご参照願います。

戦争のための言い分

根本的に、世界に向かってうってでるための大義名分が必要です。 それは、例えば、古くは豊臣秀吉の考えたことにも通じるでしょう。 しかし、明治以降は、西洋のものの考え方にも通用する哲学でなければなりませんでした。 問題提起に対する回答は、安岡正篤…

手を組むこと

窮地に陥ったひとびとを、なんとかして救済しようとする心があります。 そこで、この仏教的には「慈悲心」であるものを、何とかして尊重したいと思います。 思考の発生の現場を、さまざまに説いてみると、定見あるいは定常の意識があらわれます。これは、外…

音と受容と

川崎の文学堂で、むかし、自己啓発のための書籍や雑誌を読んでいて、これは二度とこのジャンルには関わるべきではない、と考えました。 以来、今にいたるまで、そのとおりです。

表出されない知的営為

なかなか大変な役どころです。しかし、これが生きることの味わいです。

本当に失っているもの

実は、30年以上前に結論は出ていて、京都学派も文学界派もともに俎上に上げることをしなかったことがあります。 それが、今日においても我々が本当に失っているものの正体です。

こここそが、戦前から今にいたるまで

こここそが、戦前から今にいたるまで、我が国の解決すべき課題であり続けている代物なのです。

生きる時間

知的営為の有無を問わず、またその表出の有無を問わず、地上の時は流れていきます。生きる時間の意味は個々の人間によって異なります。しかし、おおまかなところでは結論は出たようです。

タワーレコードでの右往左往

CDのガイドブックを持ってタワーレコードに向かいました。少し基準が古かったので、店頭には欲しかったものの一割しかありませんでした。でも満足です。探している最中が一番楽しいかも知れません。

俯瞰されたもの

もともと資本主義文化が欧州精神に与えてきた負の影響を克服することが目的でした。 しかし、ここで、この「資本主義文化」が「近代的価値観」と一般視されるようになったのです。 この読み替えが失敗でした。

有馬頼底『「臨済録」を読む』

これは面白い本でした。