みさかくんの日記

はてな市民の日常

ロシア教育学の紹介

「ロシアの学問に興味があったというのは、ロシア文学と何か関係があるんですか?」

「レフ・ヴィゴツキーの心理学、教育学に惹きつけられたということです。」

「具体的にどのようなところが大切に思えたかというところを。」

「ジャン・ピアジェの『子どもの言語と思考』のロシア語版への序文の中で、ヴィゴツキーが、ピアジェの子どもの自己中心性、および自己中心的言語の意義に対する過小評価を批判したところから一切が始まります。ある時期にロシアの実験心理学の水準が世界のトップを走っていたことになるのです。このことに大きな意味を感じたことが契機であるといえるでしょう。」