みさかくんの日記

はてな市民の日常

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

深夜の女声

ちわきまゆみ氏、白井貴子氏、中島みゆき氏、久本雅美氏、谷山浩子氏とそうそうたる面々が一時期深夜の声だったのを覚えています。レポートを書きながら眠気覚ましで聞いていて、いつの間にか気をとられるという日々でした。オールナイトニッポンの2部が終…

歩くということ

自転車に乗って、という高田渡氏の名曲があります。そのなかに、「ちょいと そこまで あるきたいから」というコトバがあります。これは古語のあるく、ありくという語義と同じなので、自転車にのってあるく、という表現がきちんと成立しているのです。そのニ…

一万円の車は

お得ですね。でもハンドルを握ったまま、すとんと下に落ちたそうです。さぞかし驚いたことでしょう。

むかし、三宅裕司さんのラジオ番組で

一万円で、中古車を買った話をやっていました。投稿です。そして、箱根の坂をのぼっていたら、途中で車の底がぬけたそうです。DJは大笑い。こちらもはらがよじれそうになりました。

NHKで名探偵ポワロの「オリエント急行の殺人」を観ました。

びっくり。原作よりも、また有名な映画作品よりも、或る部分がくわしく長いのです。ポワロはベルギーの探偵ですからカトリックです。信徒は神にはなりません。

照る日曇る日降る日

加藤剛氏が、笹野権三郎訳で、「江戸を斬る」に出ているのを観ました。かつて、六輔七転八倒で、永六輔氏が加藤氏の表情を「机のような」と評したリスナーの声を紹介していましたが、端正な表情が、随分とおおくの時代劇のシーンを形作ってきたのは確かなこ…

フィンガーチョコ

デパートで売っていたので購入しました。これは歴史がありそうですね。進駐軍経由のキスチョコやハーシーチョコのあった頃からあると思います。

なごり雪

この曲はよい曲です。君とわたしの曲であるより、雪の曲であると思います。

女面

むかし、祖父宅の居間の高いところに女面のミニチュアが掛っていました。夜寝ていると、その白い形がぼおっと浮かび上がります。子どもにとっては、かなりの存在感でした。

To-yふたたび

『To-y』ふたたび。いま、ムックで出ています。連載されていた頃、次の話が待ち遠しかったものです。今回の号では、吉川晃司氏とのかかわりが付属資料で少しだけわかります。 別の話でしたが、例えば、「自分でやらなくなる」=「おじさんになった」といった…

銭湯にかよっていて、帰るみちみち、歩くと月がついてくるのです。月はどこまでもついてきます。そんなこんながたのしくはないですか?

記憶しているあたたかな空気

長屋に住んでいた頃、大家さんの庭に雪が降り積もりました。茶碗にいれて、お砂糖をかけて食べたのです。何もかもが真っ白になっていて、うれしかったのを覚えています。

なにもかも夢のようだと

思うのは、俗情で油断かもしれません。でも、本当にそのように思う瞬間があるのです。うれしくも、かなしくもないです。まぼろしではないでしょう。すぎさっていった現実の多層が、なだらかな曲線をたどって展開していくのです。

最初はなにか

おもちゃのシンフォニーです。わたしが5つの頃祖父が亡くなりました。葬式に父と二人で車で向かう途中に、ラジオで音楽番組をやっていました。「おもちゃのシンフォニーは、いままで、モーツァルトが作ったと思われていましたが、彼の父親のレオポルト・モ…

観客3人のコンサート

高校生の頃、フォーク・デュオを組んでいました。あるときのコンサートは観客3人でした。身内もいたので「3」人とカウントしていいかどうかわかりませんが。もう、いやになるといったって、これほどやんなっちゃうことはないですよ。

チェロの音

幼い頃に聞いた音に影響されているでしょう。それは、ロストロポーヴィチとリヒテルによるベートーヴェン・ソナタでした。けれども意識して大きな弦楽器に関心をもったきっかけは、ゲーリー・カー氏のコントラバスによるスティングのテーマだったでしょう。…

今夜は、

アンナー・ビルスマとマルコム・ビルソンで、ベートーヴェンのチェロソナタを聴いていました。古楽器による演奏の録音で、淡泊で雜味がなく、音の伸びと沈降とは明らかに演奏者の技術によるものでした。特にビルスマは、バッハ無伴奏での思案しながらの散歩…