みさかくんの日記

はてな市民の日常

2012-02-20から1日間の記事一覧

銭湯にかよっていて、帰るみちみち、歩くと月がついてくるのです。月はどこまでもついてきます。そんなこんながたのしくはないですか?

記憶しているあたたかな空気

長屋に住んでいた頃、大家さんの庭に雪が降り積もりました。茶碗にいれて、お砂糖をかけて食べたのです。何もかもが真っ白になっていて、うれしかったのを覚えています。

なにもかも夢のようだと

思うのは、俗情で油断かもしれません。でも、本当にそのように思う瞬間があるのです。うれしくも、かなしくもないです。まぼろしではないでしょう。すぎさっていった現実の多層が、なだらかな曲線をたどって展開していくのです。

最初はなにか

おもちゃのシンフォニーです。わたしが5つの頃祖父が亡くなりました。葬式に父と二人で車で向かう途中に、ラジオで音楽番組をやっていました。「おもちゃのシンフォニーは、いままで、モーツァルトが作ったと思われていましたが、彼の父親のレオポルト・モ…