2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧
読んでみましたか?そこがポイントです。
ある連載作品に、誰かがらくがきしていました。みんなでわらいました。このブログもそうかもしれません。
一徹と飛雄馬は和解するのです。おんぶして去っていきました。 さて数年後、新・巨人の星の連載が始まります。ある日、「いやあ、新・巨人の星がねえ」と友人がなかば興奮気味に語りかけてきました。 ミステリーの始まりです。
巨人の星、はもともと劇画なので、ときどき登場人物が動物に化けます。龍虎相撃。りゅうこそうげき、りゅうこあいうつ、ですね。かつて講道館にも掲げられていました。
ヤクルトスワローズは、一時期ヤクルトアトムズでした。マークは鉄腕アトムです。洒落ています。
なぜ、両選手のあだ名を子どもたちが知っていたのでしょう。『巨人の星』がきっかけでしょう。そして、日本テレビのアナウンサーたちが第二の契機でした。
『侍ジャイアンツ』は、より巨人ファンの少年たちのものでした。
『男どアホウ甲子園』は少しだけ大人の少年マンガだったと思います。
「飛雄馬!」と姉明子が言います。ひゅうま。ピューマは精悍な動物です。
なぜか鯛です。わたしは、あまり魚の鯛の味が好きではないので、鯛焼きは救いになります。今では中にいろいろなものが入っていますが、むかしは餡だけだったように思います。蒸しているといいにおいがするので、きっと、鯛皮の部分に、餡がしみ出す隙間があ…
斉藤由貴さんの詞です。その一節。「眠り姫 百年の まどろみを わたしにも ちょうだい」これには感心したものです。
ラーメンライスと半ライス。この言葉はいつ生まれたのでしょう。炭水化物中心ですね。この言葉が生れた頃には、含水炭素、といっていたかも知れません。作って売る人たちは、安くて多い量の食べ物を、若い人を中心にあまり食べることにお金をかけられない人…
ゾフィーはウルトラマンの兄だといいます。しかし、最初にゾフィーが地球に現れた時のセリフからは、どうも兄弟のやりとりのような気配が感じられません。何か、上級機関から駆け付けた助っ人のような立ち位置にあったように思います。 それよりもゼットンは…
ナポリタン・スパゲッティを一口食べただけで、ナポリに居るような気持ちになると楽しいと思います。遠いところの土地ですからね。南国のパスタ。
サボテンが我々に親しいものになったのは、何がきっかけだったでしょう。西部劇でしょうか。風が強い日の酒場の前を、巨大な草っ葉の球がコロコロと転がっていきます。馬は酒場を出て行きます。それは、ずっと追いかけられはしないので、あっという間に次の…
言葉もまた、進化するのに無駄は選ばないはずです。アベックラーメン、という商品名があります。おいしいです。アベックホームラン、という造語があります。歴史が長いです。アベックホームラーメン。こうあるべきでした。
そば、具、だしの3つ。そろって、冷やしタヌキそばです。
我が国では、この2つの言葉が使い分けられています。前者についての明確な規定は難しくて、成功している例を知りません。後者は、どこか作文する人間の手仕事、職人芸を含意していて、意味が文芸に携わらない人々に対してまでオープンになっています。拡散…
ながく或るお店で売られていた月餅が販売停止になりました。ふつうのサイズの2倍の厚さのもので、あんもクルミやくだものなどの味が強い、はっきりとした存在感のあるものでした。あの、深い味の月餅を食べたいと思います。
昔なすが嫌いだったのです。ところがお酒を飲むようになってから、なす餃子というものが現れて、いっぺんに好きになったのです。そしてひき肉が詰まっていなくても、てんぷらだけでも良くなりました。少し冷えてしまったなす天も、またおいしいと思います。
おいしかったです。今日は快晴の日。朝歩いていると、雲ひとつない空に半月が出ていました。春色そうめんびより。
今、目の前に試供品のそうめんがあります。桜色です。春らしい。
分厚い時にはやたらに分厚く、うすいときには、これまた異常にうすいものです。けれどもやっぱり思い出に残るのはうすかったときで、あの干からびたおせんべいみたいなカツを出してくれたマスター、さすがに二度と行きませんね。
さまざまな都市で、名画座が消えていきます。映画パンフレットのコレクションをみると、上映された映画館が記されており、冊子と場所とがワンセットで思い出の源泉になることがわかります。その一方が消失するわけです。
映画のカジノ・ロワイヤルで出てきました。007です。あの不思議な感じとミッション・インポッシブルの第1作のプラハの感じとがヨーロッパの街の形の双極であると思います。なぜかはまだわかりません。
オバPはオバQの妹です。オバQがあまりにも抜けているので、しっかりものとして兄を支えなければなりません。しかし、オバPの存在が大きいのはドロンパに対してです。ドロンパはアメリカから渡ってきた、天涯孤独の居候です。独立精神が強く、すぐに思っ…
『ラジオ深夜便 明日へのことば 特選集』。兼高かおる氏の人がいきる上では3つの段階があるのだ、という話が面白かったです。 題は「“世界の旅”から見えてきたこと」。
法隆寺にある玉虫厨子には、本物の玉虫の羽がつかわれていると言います。これはもともと一過性の楽しみのために作られたものなのでしょうか。それとも或る程度は保存できそうと踏んでの製作だったのでしょうか。実際の羽の玉虫色は、油を水に浮かせたときの…
文学は絵空事か、という吉田健一氏が検討した課題があります。ここに、そういう表現の側からの判断だけではなく鑑賞あるいは教育の側からの判断がなされると、その文学は必要か、という課題になります。ここらが1980年代の文学研究の成果であったといえ…
リストが多くを物語ります。観たことのある回の中で、さらに覚えている書名、読むに至った書名が読者の経験を反芻させることは間違いありません。個人的には町田=如月対談の項目が印象に残りました。