2012-03-11 二通りの課題 文学は絵空事か、という吉田健一氏が検討した課題があります。ここに、そういう表現の側からの判断だけではなく鑑賞あるいは教育の側からの判断がなされると、その文学は必要か、という課題になります。ここらが1980年代の文学研究の成果であったといえると思います。